【節約ハワイ島旅行⑤】~衝撃の宿1泊目編~
食料と大量のビールを買い込んだ後、私達は最初の宿泊先へと車を走らせました。
↓その他ジェイの家族話
その他のお話↓
最初の宿泊先
AirB&Bで見つけためちゃくちゃ安い宿。衝撃の1泊2,000円!
節約旅行だったらハワイに行ってもいいよと、上から目線で宿泊先から何から全てをジェイに任せていた私。
凄く安い民宿を見つけたといって紹介されたのが、上の民泊でした。
確かに!衝撃の安さです。
APAホテルもびっくりです。
でも写真を見た限り、2000円にしては、まぁ清潔な様子だしトイレも綺麗に見えました。
しかもトイレやキッチンをシェアする形ではなく、一棟借りができるところが嬉しい。
どうせ宿でのんびりする計画でもないし、ある程度綺麗で眠れる場所だったらどこでもいいか♪と思い、不安を感じつつも了承をしました。
その選択が、私たちの旅行をより濃い物にするとは、予約の段階では全く予想しておりませんでした。
宿泊先までの険しき道
予約が決定した後、オーナーからメッセージが入りました。
「AirB&Bに載せてる住所をグーグルマップで検索しても全然違うところに案内されるから気を付けて~。
マコアロードを検索して!その道沿いのスピードバンプ(スピードを抑えるブロッグ)を3つ超えた所を左に曲がった先にあるから~」
何て適当な案内なんだ・・・と思いつつも、オーナーの案内通りマコアロードを検索し先へ向かいました。
待っていたのは舗装のされていない砂利道で、右も左も鬱蒼と茂っています。
私もジェイもこれ大丈夫か?家なんてあるのか?と不安を感じつつも先を急ぎます。
青い門が目印とのこと。
私達はハワイアンジャングルをひた走り目的地を探しました。
緑しか見えなかった道に、いきなり目を引くおしゃれなどぎつい門がありました。
このままハワイのジャングルに飲み込まれて行って、今日は車中泊になるのでは・・・と不安MAXだったので一安心でした。
目を疑った衝撃のトイレ事件
車を駐車し、いざ今日から3泊泊まる宿を確認です。
外観、一階共に、サイトで見ていた雰囲気と同じで一安心。
木造2階建てで、オーナーの手作りなんだろうなという雰囲気をひしひしと感じましたがそれはそれで味があって良い。
これなら一泊2,000円だし、3泊なら何とか耐えられるだろうというのが第一印象でした。
さぁそれではお待ちかね、二階寝室部分の確認です。
二人の愛を試す衝撃のトイレがそこに!
事前に確認していたサイトの写真ではトイレはこんな様子で写されていました。
1泊2000円なのに、森の深くに建っているのに、水洗トイレということに驚きを感じていたのですが、2000円の宿に裏が無い訳がありません。
さぁ引きのショットをご覧ください。
そう、トイレと寝室の間に扉が無いのです。
効果音駄々洩れの、羞恥な環境がそこには用意されていました。
恥ずかしいので顔にはスタンプのっけてますが、私の眉は八の字を通り越して前ならえ状態まで直線に傾いている表情だとご想像ください。
ジェイ:
「さすがにこれは恥ずかしいね。僕はいいけど、君は嫌だよね」
私:
「もちろん嫌に決まってるでしょ。トイレは申告制にして、私がトイレに行きたい時はジェイは下に行ってて」
ジェイ:
「もちろん。まぁ僕は君がベッドに寝ててもピー(おしっこのこと)するけどね。大きい方は外出した時か、出かける寸前にすることとしよう」
私:
「うん!絶対に大きい方はしないほうがいい。危険過ぎるっ!
ちなみに、私、既にリミット超えそうなので、ジェイさんは下に降りてください。」
ジェイ:
「わかった。僕は気にしないからトイレしてくれてもいいよ~」
面白がって中々下に降りてくれなかったのですが、ようやく1階に降りたところで、膀胱パンパン状態から解放される時がきました。
トイレに座り、いい感じに開放感を感じていたところ、一階からジェイの声が・・・。
ジェイ:
「あぁ…、エム~?君のトイレの音は下まで丸聞こえだよ~。ハハハ~。」
そうなのです。オーナーが自作で作ったであろう宿なので、壁は多分木材一枚分(当社調べ)。
私のお小便の音は一階にいたところで聞こえるのです。なんなら隣の部屋の人まで聞こえています。
悩んだ末の解決案
さすがに3年以上共に過ごしたパートナーとて、親しき中にも礼儀ありです。
私のお恥ずかしいサウンドを聞かせる訳にはいきません。
悩んだ末、私はトイレをするときのビデ音を自分の口から発することとしました。
どの曲が気持ちよく歌えて、音をかき消してくれるか考えた結果、
私はシャーリーズセロンの"My heart will go on"を。
ジェイはライオンキングの"circle of life"を選曲。(何故だか、羞恥心もないジェイも楽しそうに歌いながら尿を流しておりました)
まぁ最初は恥ずかしがってトイレをしていましたが、三日もあればどんどん環境にも慣れてしまい、最後はビデもなくトイレをしておりました。
この民宿を離れるときは、ジェイとの関係もグレードアップしたなぁと、更に愛は深まったなぁと、良い思い出になったなぁと感じておりました。
愛しきMyチキン
もうひとつ、この宿でおもしろかったところは毎朝ニワトリが起こしにくるところです。
玄関の前に「クックドゥールドゥー」と朝の挨拶をしにくるんです(餌目当て)
ちょっとでも入り口が開いていようものなら、ばれないように片足を入れてこようとします。(その度に、巻き舌入りで「コルラァ~」と追い返します。)
朝はいつも格闘でした。
でも3日も泊まれば可愛いもので、最後はグッバイを言うのが辛かったです。
本当に食べちゃいたいくらい可愛いニワトリちゃんでした。