ジェイの家族がカナダからやってきた！～日本珍道旅行～【ジェイの家族紹介編】

2020-04-142020-05-01

少し前の話ですが２０１８年の秋、ジェイの家族が遠路はるばる遠い日本まで初めて旅行に来てくれました。

ジェイの家族や私達にとっても一筋縄ではいかない珍道な旅行だったので、ブログでご紹介しようと思います。

カナダに住んでいた時、私達はジェイの家族が住んでいる場所から６時間以上も離れた西海岸のビクトリアに住んでいたので、私は一度も家族に会ったことがありませんでした。

メッセージでやり取りしたことはあったのですが、対面は今回が初めてです。

会う前までは嫁姑問題が勃発するんじゃないか・・・。
「私達のジェイをカナダから奪った変な日本人女めっ！」って冷たい態度をとられるんじゃないかと、夜な夜な眠れない日々が続いておりました。

空港での出待ち

ジェイの家族が到着する日、私は仕事だったので迎えに行けず・・・。
成田空港まではジェイが一人で迎えにいきました。
「私達を迎えに来ないなんて、なんて非常識な娘なの！？」と出会う前から嫌われてはなりません。

念のため、空港の入国カウンターを出たところでみんなが掲げてるようなWELCOMEボードを用意しジェイに持参させました。
「これは昨日の夜、えむが頑張って作成したボード」って伝えてね！とジェイにも念押し済です。

私のことも日本の事も大好きになってもらわないと今後のジェイと私の関係にひびくので、念には念を対策です！

初めての会談

ジェイは無事に家族と合流することができ、全員を引き連れて自宅に帰ってくるとの連絡が入りました。
私は自宅で正座をし時が来るのを待っています。

日も暮れ、どんどんと夜が顔を出し始めた頃、ようやくジェイの家族も私達の自宅に到着しましたっ！

鍵が開く音が聞こえた瞬間、シュタッと立ち上がりファサッと両手を大きく開け、ドア前で「いらっしゃいませこんにちわようこそ日本へ」ポーズでお出迎えです。

私：
「ようこそ日本へ！長いフライトお疲れさまでした。きっと疲れているでしょう。さぁさぁ中へー」

ジェイマム：
「あなたがえむね～！ようやく会うことが出来たっ。まずはハグをさせて。さぁこちらにいらっしゃい。ずっと会いたかったのよ～。本当にあなたは実在していたのねっ。本当に嬉しいわ～。」

ジェイダディ：
「ジェイマムばかりずるいよ。僕にもハグをさせておくれっ。さぁこっちにおいで。ようやく会うことができたねっ。カナダから１日かけて来た甲斐があったよ」

ジェイマム：
「あ～本当に嬉しいわ。さぁもう一回こっちにおいで。もう一度ハグをさせて。」

ジェイブロ：
「一応僕も一緒に来たよ。よろしく、ジェイブロだよ。２週間よろしくね。（※短めハグ）」

ジェイマム：
「あ～本当に嬉しいわ～。とっても長いフライトだったけど元気が出てきた。えむ、もう一度ハグをさせて！」

ジェイダディ：
「じゃぁ僕ももう一度ハグをしておこう！」

…とリビングにたどり着く前から、玄関前でハグ合戦が始まりました。

私の「さぁさぁ中へどうぞー」という案内は、開始当初から彼らの圧に押され、こだまのように遠くへと消えていったのでした。

ジェイの家族

ジェイの家族について簡単にご紹介。
さすがジェイを生み育てただけあって、なかなかのキャラが濃いメンバーで構成されております。そしてめっちゃくちゃいい人達！
初対面時のハグ祭りの時から今まで本当によくしてくれて、良好な関係を築いております。

ジェイマム（ジェイのおっかさん）

家族への愛が底知れない。いつもラブユーラブユー言ってる。
優しさの塊。みんなへの気配りが最上級。この母にして息子アリという感じ。
なんでもめっちゃ笑ってくれる。
寝るのが以上に早い。２０時前には眠くなっている。
夜、みんなで映画を見ていても、いつもエンディングまでバッテリーがもたない。
偏食が過ぎる。食べ物に興味がないらしく、冒険してまで新しい食べ物を食べることをしない。
カナダ名物「プーティン」も今まで食べたことがない。もちろん寿司も。

ジェイダディ（ジェイのおっとさん）

面白ろエピソードの宝庫。道を歩けば何か面白いことが起こる。
ジェイマムと結婚する前はお酒を飲んでいたが、ジェイマムが酒飲みが嫌いと知ってからは一滴もお酒を飲んでいないというスイートなダディ。
ダンスや歌はお手の物。お酒を一滴も飲んでいないのに「うわぁ～あの人のダンスすさまじい！めちゃ酒飲んでテンションダダ上がりやん」とパーティー会場で噂になった逸話持ち。
ちょっぴりひねくれ者。日本の歩道を自転車が傍若無人に走っていることに納得がいかず、「匿名で日本の政府に、自転車用の道路を作るように連絡しておいてあげる」とまで言っていた。